教育・カリキュラム

カリキュラム

現在の九州大学工学部卒業生の85%は修士課程へ進学しています。九州大学工学部では教育カリキュラムの標準を学部から大学院修士課程まで連続した6年一貫型とします。学部では工学部共通の基礎と専門分野の基礎を固め、大学院で専門性を高め、専門分野外も学ぶことになります。

本学科の教育目標は以下の通りです。

  • 数学および物理、化学等の自然科学の基礎的な理論や概念を十分に理解した上で、物質・材料工学(物質材料コース・高専連携教育プログラム)または機械・電気電子工学(機械電気コース・高専連携教育プログラム)、および関連する学際領域の専門知識と技能を習得すること(専門力)。
  • 数理・データサイエンス・AIを上記専門分野に活用できる情報科学の知識と技能を習得すること(情報応用力)。
  • PBL科目や実践科目を通じて、実践的課題に論理的思考を駆使し、ものごとを俯瞰的に眺め、問題の本質を捉えるとともに、自ら手を動かして問題を解決する方法を発想し、実行することができる(俯瞰力)。
  • 世界的かつ多様な価値観と高度な情報リテラシー、および技術者倫理を基盤に、責任感ある技術者・研究者として、現代社会の多様なニーズに応えようとすることができる(実践力)。

2コース制による専門教育

 

物質材料コース

無機・有機材料や半導体デバイスの基礎となる物質科学と材料のダイナミックな挙動を解析する材料工学の融合

機械電気コース

熱やエネルギーの流れや物質の移動を解明する機械工学と、電磁気学や電子工学、量子物理学に基づく電気電子工学の融合


物質材料コース

物質材料コース カリキュラム進行

物質材料コース カリキュラム詳細


機械電気コース

機械電気コース カリキュラム進行

機械電気コース カリキュラム詳細


学科共通の情報科学教育

総合理工学府と合わせて
6年一貫型教育

分野融合の教育研究で実績のある大学院総合理工学府の教員が全面的に本学科を担当します。
学びの場は2年生まで伊都キャンパス、3年生から筑紫キャンパスです。また大学院へ進学する場合、本学科に接続する大学院は総合理工学府(筑紫キャンパス)です。進路・就職先は多岐に亘り、先輩たちはそれぞれ希望を叶えています。

総合理工学府(筑紫キャンパス)紹介動画 総合理工学府 Webサイト